こんにちは!
ダイエット本を読んでダイエット研究中のカナリです。
今回は、「図解・食べても食べても太らない法」
という、ダイエッターに魅力的なタイトルの本を読んでみました。
「食べても食べても太らない法」は管理栄養士の菊地真由子さんによるもので、シリーズ累計16万部にもなった話題の本なんです。
ダイエットというと、「食べる量を減らさなければならない」というのが常識のような気がしますが、この本では「きちんと食べるほど痩せる」と書かれているのです!
- 食事制限のダイエットでさんざん失敗してきた
- いままで食べるものにあまり気遣ってこなかった
- そんなに食べていないのになぜか太ってしまう
という悩みをお持ちのあなたには、きっと助けになってくれる本だと思いますよ。
読んでみた感想や、本の内容などについて口コミしていきます!
もくじ
大事なのは量より質
食べても食べても太らない法では、食べる量を変えるのではなく、質を変えることが大事であるとされています。
食べる量を減らして消費カロリーよりも摂取カロリーが低くなれば、一時的にはやせられます。
でも食べたい気持ちを我慢し続けてた結果、反動で食べ過ぎて結局ダイエットを失敗してしまったという経験、あなたにもあるのではないでしょうか?
私も食事制限をして一時的に体重を減らせたことはありますが、減った状態をキープし続けられないんですよね…。
いつの間にか痩せる前以上に食べてしまって体重が元通りorそれ以上に増えるということを繰り返していました。
なので、個人的にも極端に食事の量を減らすダイエットは、長期的に見ると成功しづらいような気がします。
ダイエットは一時的にスリムになるのが目的ではなく、スリムな状態をずっとキープして初めて成功といえるので、我慢が必要な「量」を減らす方法より、我慢しなくていい「質」を変えるという方法は納得できる気がします。
太らないための栄養学的知識が満載
この本は、管理栄養士さんが書いているだけあって、
- 太りにくい食べ物の選び方
- 太りにくい食べ方
- 太らないための食習慣
などの栄養学的知識を学ぶことができます。
写真や絵を使って図解されているので、分かりやすく覚えやすいですよ。
気になる内容は?今から実践できる!
私が「これは知って得した!」「すぐにできる」と思ったところを一部ピックアップしてご紹介します。
全部は紹介しきれないので、詳しい内容は是非実際に本を手に取って読んでみてくださいね。
シュークリームは食べても太らないスイーツ!
この本によれば、シュークリームは食べても太らないスイーツ第1位なのだそうです!
カスタードクリーム好きの私にとっては、なんとも嬉しい事実です!
シュークリームはクリームたっぷりでボリュームがあるものの、シュー生地の部分が少ないので、スポンジケーキと比べて低カロリー。
ショートケーキのカロリーは約450kcalにもなりますが、シュークリームのカロリーは約240kcal。
そして、シュークリームはサイズが小さいプチシューなどもあり、5,6個食べてもショートケーキの半分のカロリーで済むうえに数を食べることで満足感が得られます。
甘い洋菓子が食べたくなったらシュークリーム!と覚えておきましょう。
自然に痩せる身体になるにはビタミンB
カロリーを燃やしてくれる栄養素はビタミンB群!
普段食べ過ぎていなくても、ビタミンB群が不足するとカロリーをうまく消費できずに太ってしまうことがあるのです。
もし、食べ過ぎていないのに太ってしまう、痩せられない、というときはビタミンB群が足りていないのかもしれません。
ビタミンB群は、
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンB12
- 葉酸
- ナイアシン
- パントテン酸
- ビオチン
の8種類。
ビタミンB群が含まれているのは、豚肉・牛肉・鶏肉・レバー・うなぎ・イワシ・ほうれん草・モロヘイヤ・玄米・全粒粉のパンなどです。
これらの食品を毎日しっかり摂れば、太らない・痩せやすい体になれるかもしれません!
納豆で燃やす体になれる!
納豆には脂肪を分解するビタミンB2が豊富に含まれているので、納豆を食べれば脂肪を燃やすことができるのだそうです。
毎日食べる必要はなく、1パックを週1回食べればOK。
さらに納豆は植物性食品で脂肪分が少ない上に、抗ストレスホルモンの材料になるパントテン酸を豊富に含んでいるので、ストレスによる過食を防ぐ効果も期待できるとされています。
納豆はスーパーなどで手軽に買える食材なので今すぐにでも始められますね!
オレンジジュースでストレス太りが防げる
ストレスがたまると無性に食べたくなることってありませんか?
それは、ストレスを感じると食欲を増進させるホルモンが分泌されるためで、その結果食べ過ぎて太ってしまうのだそうです。
そんなストレス太りを防ぐのが果汁100%のオレンジジュース。
オレンジジュースには抗ストレスホルモンをつくる材料になるパントテン酸、抗ストレスホルモンの分泌をよくするビタミンCが豊富に含まれているので、食事と一緒に摂るとストレスが原因の食べ過ぎを防いでくれます。
水をたくさん飲むと痩せる
単純なことですが、水を飲む量を増やすと痩せやすくなるのだそうです。
水をたくさん飲むとその分胃の中が満たされるので、食べ過ぎを防ぐことができて、摂取カロリーが少なくなり、結果痩せることができる、というしくみです。
私は普段あまり水分をとらないほうなのですが、実際に意識して水を飲むようにしたら、確かにお腹がすきにくくなりました。
水を飲むだけ、なので簡単に取り入れられますね!
読んでみた感想。痩せられる可能性50%??
全部読んでみて、太らない食べ方や食材の選び方はよくわかりました。
でも、既に知っていることも書かれているな…という印象。
そして、これを忠実に実行したら痩せられるか?といったら、それは人によるかな…という気がします。
今まで食事に気を遣わずに食べたいだけ食べてきた人にはとても効果的だと思いますが、そうではない人は、痩せるまではいかないような気もします。
でも、実践すれば間違いなく太らない体になれると思うので、運動などと組み合わせれば上手く体重を減らすことができる方法ではあると思います。
ダイエットの知識のある人にはちょっと物足りない部分がある気がしますが、ダイエット初心者の人や、健康に気を遣ってこなかったダイエッターさんには役立つ本だと思います。
値段も680円とリーズナブルなので、ダイエットの補助本として活用してみてはいかがでしょう?